最近ずっと英会話アプリ使ってるんだけど、なんか中級レベルでずっと足踏みしてる感じがして。友達と話してて「TOEIC600点超えたあたりから、なんか伸びなくない?」って盛り上がったんだよね。基礎はできてるはずなのに、ネイティブの早口についていけないし、言いたいことがパッと出てこない。このモヤモヤ感、めっちゃ分かる人多いと思う。
で、色々調べてみたら中級の壁って、実は初級とは全然違う勉強法が必要らしくて。単語帳アプリをひたすら回すとか、聞き流しするだけじゃ、もう限界なんだって。90日くらいで「あ、前より聞こえる」「自然に文が出てくる」ってレベルにするには、アプリの選び方と使い方をちゃんと戦略立てないとダメっぽい。今回は、そのへんの具体的なやり方をまとめてみたよ。
英会話アプリ中級者が伸び悩む本当の理由と、90日で『聞ける・話せる』を底上げする戦略ロードマップ
個人的に、中級で詰まる原因って「基礎はできてるから大丈夫」って思い込みが一番大きい気がする。実際、文法も単語もそこそこ分かってるのに、実践で使えないってパターン、めちゃくちゃ多いんだよね。調べてみたら、これって「知識はあるけど運用力が足りない」状態らしい。
TOEIC500〜700点くらいの層って、だいたい受け身の学習に慣れすぎてるんだって。アプリでリスニング問題解いたり、単語覚えたりはするけど、自分で文を組み立てたり、スピード勝負で返答する練習が圧倒的に足りてない。だから、いざ会話になると頭が真っ白になる。
で、90日で底上げするには、以下の3ステップが基本っぽい。
90日戦略ロードマップ(ざっくり)
- 1ヶ月目:リスニングの「聞き取れる範囲」を広げる(速度・発音のバリエーション)
- 2ヶ月目:瞬間英作文で「言いたいことを即座に英文化」する回路を作る
- 3ヶ月目:実践的なアウトプット(AI会話、シャドーイング、多読)で定着
これ、ただ順番にやるだけじゃなくて、毎週ちょっとずつ負荷を上げていくのがポイント。最初は1.0倍速で聞いてたのを、慣れたら1.2倍、1.5倍にするとか。瞬間英作文も、最初は中学文法レベルから始めて、徐々に複雑な構文に挑戦していく感じ。
あと、KPI(目標数値)を決めとくとモチベ保ちやすいよ。たとえば「1ヶ月後にはTED Talksを1.2倍速で7割理解」とか、「2ヶ月後には瞬間英作文100文を3分以内」とか。数字で見えると、成長を実感しやすい。
正直、90日で劇的に変わるかは人によるけど、「何となく続ける」より「期限と目標を決めて集中する」方が、明らかに効果出やすいと思う。自分も以前、ダラダラ半年やってたけど、3ヶ月集中でやり直したらめっちゃ伸びた経験ある。
中級の壁を越えるアプリの選び方と組み合わせ方:AI添削・瞬間英作文・リスニング多読で週5時間の最適メニュー(具体アプリ・設定・KPI付き)
ここからが本題。中級者が使うべきアプリって、初級向けとは全然違うんだよね。ゲーム感覚でサクサク進むやつじゃなくて、ちゃんと負荷がかかるタイプを選ばないと意味ない。で、1つのアプリに頼るんじゃなくて、複数のアプリを目的別に組み合わせるのがコツっぽい。
たとえば、週5時間の学習時間があるとして、こんな感じで配分するといいらしい。
| カテゴリ | 週の時間配分 | おすすめアプリ例 | 具体的な設定・使い方 |
|---|---|---|---|
| AI添削・スピーキング | 90分 | ELSA Speak、Speak(旧Speakable) | 発音矯正モードで毎日10分、AIとのフリートーク20分×週3回 |
| 瞬間英作文 | 90分 | どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(アプリ版)、AnkiDroid | 1セット50文を3周、慣れたら制限時間を短縮(1文3秒→2秒) |
| リスニング多読 | 120分 | Audible(英語版)、LingQ、Podcast(6 Minute Englishなど) | 1.2〜1.5倍速で聞く、スクリプト見ながら→見ないで2周 |
| 復習・定着 | 60分 | Notion、Obsidian(自作メモ) | 週末に1週間分の新出表現・ミスを整理、翌週に再テスト |
この配分、ちょっと窮屈に見えるかもだけど、実際やってみると1日40分ちょっとで回せる計算。朝15分、通勤中15分、寝る前15分みたいに分けちゃえば、意外といける。
AI添削・スピーキング系の使い方(ELSA Speak / Speak)
ELSA Speakは発音特化で、AIが「この音、ちょっと違う」って細かく指摘してくれるのが良い。中級者って、発音が「通じるレベル」にはなってるけど、ネイティブっぽさには程遠いことが多いんだよね。で、それが原因でリスニングも伸びないらしい。自分で正確に発音できない音は、聞き取りも苦手になるんだって。
Speakの方は、AIとのフリートークがメイン。シチュエーション別(レストラン、会議、雑談とか)に会話練習できて、言い間違えたらその場で訂正してくれる。個人的には、これ毎日20分やるだけでも、だいぶ「文がスムーズに出る感覚」が育つと思う。
瞬間英作文のアプリ活用(どんどん話すための瞬間英作文 / AnkiDroid)
瞬間英作文って、賛否あるけど中級の「言いたいことが出てこない」問題には、めちゃくちゃ効く気がする。要は、日本語の文を見て即座に英訳するトレーニングなんだけど、頭の中で英文を組み立てる回路を作るのに最適らしい。
アプリ版の「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、音声も付いてて、スキマ時間にサクッとできる。最初は中学レベルの文法から始まるから、「簡単すぎない?」って思うかもだけど、これを1文2秒以内で言えるようになるまで繰り返すのがポイント。慣れたら、高校レベル、ビジネスレベルに上げていく。
AnkiDroidは、自分で例文を登録して反復練習できるアプリ。瞬間英作文の例文を自分でカスタマイズしたり、実際の会話で使いたいフレーズを登録しとくと便利。間隔反復学習(忘れかけたタイミングで復習)の仕組みがあるから、定着率が高い。
リスニング多読の戦略(Audible / LingQ / Podcast)
中級者のリスニングって、「ゆっくりなら分かるけど、ネイティブ速度は無理」ってパターンが多いと思う。で、これを克服するには、大量の英語を浴びる+スピードに慣れるの2つが必要っぽい。
Audibleは、洋書をプロのナレーターが朗読してくれるサービス。最初はYA(ヤングアダルト)向けの簡単な小説がおすすめ。1.2倍速くらいから始めて、慣れたら1.5倍まで上げる。スクリプト(Kindle版)と併用すると、聞き取れなかった部分を確認できて効率いい。
LingQは、多読・多聴に特化したアプリ。記事や動画のスクリプトを読みながら、分からない単語をタップすると即座に辞書が出る。で、その単語が自動的に単語帳に保存されるから、後で復習しやすい。個人的には、「読む+聞く」を同時にやるのが、中級者には一番効果ある気がする。
Podcastは、BBC Learning EnglishやAll Ears Englishあたりがおすすめ。6 Minute Englishは、1エピソード6分で完結するから、毎日続けやすい。スクリプトも公式サイトで見れるし、トピックも時事ネタが多くて飽きにくい。
リスニング多読のKPI例
- 1ヶ月後:Podcast 1エピソードを1.2倍速で8割理解
- 2ヶ月後:Audibleで1冊(10時間分)を1.5倍速で完走
- 3ヶ月後:LingQで累計50,000語読破、新出単語500語を定着
復習・定着の仕組み(Notion / Obsidian)
これ、地味だけどめっちゃ大事。せっかく勉強しても、復習しないと記憶に残らないんだよね。特に中級者は、新しい表現や単語に触れる量が初級の頃より多いから、整理しないとすぐ忘れる。
Notionは、データベース機能が便利。「今週の新出表現」「ミスした文法」「覚えたいフレーズ」みたいにカテゴリ分けして、週末に見返す習慣をつけるといい。Obsidianは、メモ同士をリンクで繋げられるから、「この表現、前に出てきたあの文法と関連してる」みたいな繋がりを可視化できる。
個人的には、週末に1時間だけ復習タイムを作って、1週間分をざっと見返すだけでも、定着率がかなり変わると思う。
アプリを複数使うのって、最初は面倒に感じるかもだけど、慣れると「このアプリはこの目的」って明確になって、逆に効率いい。1つのアプリで全部やろうとすると、どうしても偏りが出るし、飽きやすい気がする。
ってことで、中級の壁を越えるには、戦略的にアプリを組み合わせて、週5時間を最適配分するのが鍵っぽい。AI添削でアウトプット、瞬間英作文で回路作り、多読多聴で大量インプット、復習で定着。この4本柱を90日回せば、「あ、前より聞こえる・話せる」って実感できると思う。まだ試行錯誤中だけど、とりあえずこのやり方で続けてみる価値はあるかなと。
よくある質問
Q. 中級者が英会話アプリだけで、ネイティブレベルまで到達できますか?
A. 正直、アプリだけでネイティブレベルは難しいと思う。ただ、中級から上級(TOEIC800点、英検準1級レベル)までなら、アプリ中心でも十分狙える。ネイティブレベルを目指すなら、実際の会話経験(オンライン英会話、留学、言語交換など)を組み合わせる必要があるかな。アプリは「基礎体力をつける場」って感じで、実践は別で補う感じ。
Q. 週5時間も確保できない場合、最低どれくらいの時間が必要ですか?
A. 個人的には、週3時間が最低ラインかなと。それ以下だと、どうしても「やった感」だけで終わっちゃう気がする。ただ、毎日30分×6日でも週3時間になるから、スキマ時間をうまく使えば意外といける。通勤中15分、寝る前15分みたいに分けて、「ながら学習」を徹底すると続けやすいよ。質より量が大事な時期もあるから、まずは習慣化を優先して。
Q. 瞬間英作文って、本当に効果ありますか?賛否両論あるみたいですが…
A. 確かに賛否あるけど、中級の「言いたいことが出てこない」問題には効く気がする。ただし、やり方次第。ただ暗記するんじゃなくて、文部科学省が推奨する「意味のある文脈で練習」を意識すると、実践でも使える知識になる。あと、瞬間英作文だけに偏らず、リスニングやフリートークと組み合わせるのが大事。単体だと効果薄いけど、他の練習と掛け合わせると、めっちゃ伸びるよ。

